X-BLOG

The most certain way to succeed is always to try just one more time. --Thomas Edison

2006-06-28

日本にとってのW杯

こんばんは、Xです。

相場と関係ない話題が続いて申し訳ないのですが、改めて日本代表にご苦労さんを。ベスト8を期待され、グループリーグ突破は当然、みたいな雰囲気の中、一勝も出来なかったことは残念です。しかし私はジーコジャパンはよくやった!と労っておきたいです。戦術の問題、メンバー交代の問題、試合時間の問題、振り返れば色々問題があったと思いますが、選手達は全力を尽くしたと思います。どの試合も後半に入ると足が止まってしまい、特にブラジル戦ではサンドバック状態でした。タオルを投げ込みたい気分でしたね。日本の実力はまだまだ世界には通用しません。それがわかったことが成果です。また頑張ればいいんです。負けても負けても上を目指して。諦めない限り、夢はいつか叶います。世代も変わっていくでしょうが、日本サッカーはいつか世界レベルになる、私が生きているあいだにベスト4になってもらえれば幸せですね。

俊輔クン、線の細い君が世界のレフティとなったことは日本の誇りです。
中田クン、先を行く者は理解されないものだよ。君には事業家としてのセンスと将来がある。良ければウチの非常勤役員に‥(笑)

2010年、南アフリカ大会に向けて、オシム監督のもと頑張れ!ニッポン!

2006-06-25

光市の母子殺害事件

こんばんは、Xです。

今回は私の超パーソナルオピニオンを書こうと思います。こんな考えの奴もいるんだな、程度に受け止めて頂ければ幸いです。


掲題にある通り、山口県で起きた母子殺害事件。事件の概要は、1999年に本村弥生さん(当時23歳)が殺害後レイプされ、その時そばにいた長女夕夏ちゃん(当時生後11ヶ月)も殺害されたというもので、皆さんご存じのことでしょう。
広島高裁によると「当時少年であった被告人が、山口県光市所在のアパートにおいて、主婦A(当時23歳。以下「被害者」という。)を強姦しようとしたが、激しく抵抗されたため、被害者を殺害した上で姦淫しようと決意し、被害者の頸部を両手で強く締め付け、窒息死させて殺害した上、姦淫し、その後、同所において、B(当時生後11か月。以下「被害児」という。)が激しく泣き続けたため、その殺害を決意し、被害児を床に叩きつけるなどした上、首に紐を巻いて締め付け、被害児を窒息死させて殺害し、さらに、その後、同所において、被害者管理の現金等在中の財布1個を窃取した」となっています。

要すると、男がレイプ目的で家宅に侵入したが、抵抗されたので殺してからレイプした。その後子供が泣くので、子供を床にたたきつけ首を絞め殺した。ついでに財布を見つけたのでいただいた。それ以上に用がないので立ち去った。

‥こういうことである。

鬼畜としか言いようのない悪魔であり、もはや人として扱うことすら躊躇う犯行である。一審は無期判決。被告は十分に反省をしているとして、二審もその判決を支持。特に二審は、被告から友人に宛てたこの手紙を読んだ上で、十分に反省をしているとの判断。

「無期はほぼキマリでして、7年そこそこに地上に芽を出す」「犬がある日かわいい犬と出合った…そのまま『やっちゃった』…罪でしょうか」(被害者に対して)『ま、しゃーないですね今更。被害者さんのことですやろ?ありゃー調子付いてると僕もね、思うとりました。』

最高裁は差し戻し判決を出した。

被告の心情を汲み、遺影の持ち込みを拒絶し、刑事裁判において被害者には何の権利もないと嘯いた地裁裁判官の渡辺了造氏は猛省をすべき。
被告の手紙を見ながら、敢えて「悔悟の気持ち」を認めて一審の無期判決を支持した高裁裁判官の重吉孝一郎は猛省をすべき。

被害者の夫であり父である木村洋氏は当初から「できることならこの手で殺してやりたい」と言っていました。これがメディアを通して賛否両論、ちょっとした騒ぎになったのも記憶に新しい。
各所で議論が為され、既に目新しいアジェンダではないが、やはり思い浮かんでしまうのは「仇討ち制度」。

善悪はその時代に依って変わる。時の為政者によって変わりうる。徳川政権300年に渡って認められてきた「仇討ち制度」。遺族の直接救済を認めた政策である。しかし、仇討ちされた遺族のさらなる仇討ち(連鎖)、返り討ち(逆ギレ?)など、社会的には犯罪撲滅のためには、何の解決もしなかったことから、現行法では被害者の直接救済は認めていない。これは正しいと思う。もちろん仇討ち制度は復活すべきではないと考える。

ではなぜ現代において、非現実的ながら「仇討ち制度」の復活を求める声が増えているのか?それは、法の裁きが「代理救済」として機能していないケースが増えてきているからである。計画殺人を犯しても、7-10年で出所できる。それで殺害された本人や遺族は「救済」されるのだろうか?

殺害の事実認定そのものに異議を唱え傷害致死を主張した安田好弘氏と足立修一氏に対するバッシングも強い。しかし彼らは弁護士であり、依頼人の要求にできるだけフィットするよう動くのが使命である以上、モラル的或いは本質的な善悪はともかく、職務上致し方ない部分もある。(売名行為ももちろんあるだろう)

問題は司法である。渡辺了造氏、重吉孝一氏のような裁判官がいる限り、この議論に終わりはない。そして社会は混沌として行き、遺族が新たな被告となり、ケンカ両成敗的に同等の裁きを受ける日が来るかも知れない。この事件の終結内容によってはこの国に明るい未来は無いのかも知れない。

2006-06-22

今日の東京株式市場

おはようございます、Xです。

訳あって徹夜です。

一晩中NY見てましたが、ダウ+104、ナス+34と騰げてきました。これが東京にどう影響するでしょうね。出来れば低位株に資金流入して欲しいです。井上は硬直してますから、ぐいぐいとマッサージを。

日経平均は確実に大幅ギャップアップ(200円位?)、10時頃に高値付け、揉み合い、13時頃から徐々に下げ始め、例によって仕掛け売りの嵐、終値で+50円引け、なんて予想しています。(上髭陰線&への字日中足)

今日も頑張りましょう!

2006-06-21

メルマガ第1号配信!!

こんばんは、Xです。

本日メルマガ第1号を配信しました。皆さん登録ありがとうございます!お読み頂けましたでしょうか?
ブログには書いていませんが、大型新人の7月デビューを報告しています。どうぞお楽しみに!

初回ですから読者数は4-5人かな‥なんて思っていたのですが、なんと30人!いやあメチャ嬉しいです。
売買シグナルはもちろんですが、私の思うあれこれも書かせて頂きました。
こちらのブログとは重複しない内容にしていきますので、どうぞ合わせてご愛顧お願いします。

メルマガに関する感想、質問などは、こちらのブログでも結構ですし、メルマガ記載のアドレス宛でも結構ですので、お寄せください。

次回配信は6/22午前6時頃となります。(以降日刊同時刻)
携帯メールアドレスを登録しているかたは、mailmag@mag2.com が受信拒否にならないように設定をお願いします。
6/22以降の売買シグナルは本ブログには記載しませんので、どうぞ登録をお願いします。

2006-06-20

投票ツール不具合

「明日の日経予想しよう!」

投票ツールに不具合がありました。無料ツールなので仕方がないのですが‥。期間を過ぎても投票が出来てしまったり、投票数のリセットが効かなくなる等。

他のツールに交換をしました。本日これまで投票をしてくださったかた、ごめんなさい。投票データはリセットされています。3:1位の比率で陰線が優勢でした。

2006-06-17

メルマガ発刊のお知らせ

こんばんは、Xです。

日経225先物取引のシグナル公開ですが、現在本ブログ上でやっていますが、諸事情により(そんな大袈裟なものではないですが)メルマガで配信することにしました。

現在は、仮の第1号を発刊して発行審査にあげています。審査OKが出れば即日シグナル公開をメルマガに切り替えますので、ご興味のあるかたは、読者登録をお早めにお願いします。(というか通りすがりの方も皆さん全員登録してください。お願いしますw)

メルマガの運営は最大手の「まぐまぐ!」です。登録された個人情報は一切私にはわからない仕組みになっておりますので、ご安心ください。もちろんメールアドレスもわかりません。
右の登録・解除フォームから簡単に登録ができます。

ブログとは違って特定個人宛の情報ですので、先物シグナル以外にも、こちらに書ききれない(書けない?)投資関連情報?についても、配信できるかな、なんて思っております。
メルマガとブログは内容に重複がないようにしていくつもりです。
本ブログもこれまで通りに更新していきますので、これからも相場日記を宜しくお願いします。

では、登録どうぞ!w

「まぐまぐ!」
http://www.mag2.com/

2006-06-16

二日酔いの朝

おはようございます、Xです。

さてさて今日の相場は、どちらに?
NYは‥まさにシンドラー‥。やりすぎです。日経は超絶GU間違いなし。今までのパターンでは前場高値モミモミ→後場ジリ下げ、でしたが‥。


井上、今日は楽しみですね!地合いも良いはずですから、期待出来そうですね。


▼▼▼▼▼▼▼6/16の結果▼▼▼▼▼▼▼


今日は予想通りの超絶ギャップアップ。実体は短く、デイトレは難しく&つまらない日でした。後場になって「大引け大口買い注文アリ」との噂が流れ、大引け直前には14890-14900でチカチカしていたのですが、引けてみたら14920円。あらら噂通り、私は黒星で2号は+20,000円でした。大きなリバウンドをみせたものの、上の窓を埋めることはできず、下にも窓を開ける結果に。月曜日は上下どちらの窓を埋めにいくのでしょうね。中期的な下降トレンドもブレイクしたとは言い難いことから、下の窓へ‥が妥当な予想か。あくまでチャート上での判断なわけですが。

2006-06-13

底はそこまで‥

おはようございます、Xです。

日経が底打ちしたか否かは今日わかりそうな予感です。昨日まで日足実体も揃い、下げ止まり感がありますが、外資系証券寄付前売買動向は、13日連続の売り越し。今や日本経済を牛耳る外資の売り意志は継続中と見るべきでしょう。戻しの力強さもまだまだな感じで、買い手にとっては薄氷を踏む相場が続いています。しかし売り手にとっても迷いもあって、そのあたりのバランスが今日あたりに見えてくるのではないかと思っています。あちこちの投資系サイトで底打ち宣言がされていますが、未だに私には「底打ち音」は聞こえません。

システムトレード2号は、先月からカウントするとなんと13日連続で買いシグナル、「こんなはずはない、買いだ買いだ!」と叫んでいるようです。まあ2週間あれば1000円(1枚なら100万円)程度の凹みは過去のデータからいくと軽く挽回可能なのであまり心配はしていません。一方私は「疑わしきは売り」です。

あれれ、NY下げてますねぇ。良くも悪くもアメリカ頼み。ポスト小泉は‥期待していませんが。

2006-06-08

売って売って売りまくれ

こんばんは、Xです。

今日は寄り付き前外人動向も11日連続で売り越し、またかあ、という感じ。SQを明日に控え「間違いなく売り」という状況でした。寄り付き直後から、今日はスキャルピングをするぞ、と心に決め1分足チャートと歩み値の大口約定チェックしながら注文を入れていきました。買いも少しはありましたが、ピッタリ相場についていく方針で結果として売って売って売りまくった1日でした。先物口座の取引限度枠が300枚になったのをいいことに、総取引枚数は250枚を超え、新記録です。出来高の0.2%位は私個人です(笑)ドカンと利益が出ましたので良かったのですが、何とも非国民的なうしろめたさが‥。ハッキリ言って個別銘柄のファンダメンタルなんて一切関係無しの先物主導の下げです。値下がり銘柄は1648!!投げが投げを呼び、更に追い証売りもかなりあったでしょう。買い手の悲鳴が聞こえる1日でした。2号の買い1枚は瞬時に海の藻屑となり、消えていきました‥。ごめん2号‥。井上のマイナスにも目処が立ち、というかその為に心を鬼にして売り手となりました‥。今日が本当のセリングクライマックスなのかは、私にもわかりません。しかし、コツン、という音は聞こえなかったように思います。日本経済のためには明日こそ大反発しないといけませんね。

今日は本業は、「話しかけるな、電話もまわすな、メールも見ない」モードでしたので、たっぷりと仕事が残ってます(涙)

2006-06-07

円借款減額は「遺憾」

こんばんは、Xです。

まずは日経先物、2号が大ピンチです。今月に入って勝ち無しの5連敗、先月から数えると8連敗です。中期トレンド重視の2号の歯車が狂っているということは、何かの変化の胎動か?!丁半博打でも8連敗はなかなか出来ることではありません(汗)コツンと底を打ち、日経上昇トレンドへの転換だと良いのですが。更に激しい下降トレンドへの移行もありうるだけに、寒気がします。2号は月間トータルでは帳尻を合わせてくると思いますが、心配です。現在はフォワードテストの意味合いで1枚固定のトレードですが、来月からは10枚固定でいきたいと思っています。

現物株は井上を除き、永年保管を決めました。そこそこの資産になっていますし、保険の名の付くものは車の自賠責保険くらいしか入っていない私にとって、株券こそ保険です。勿論、暴落や倒産のリスクはありますけど。

仕手株は‥もちろん随時募集中です(笑)井上は、私個人は白旗をあげたようなものです。一部を残して処分していきます。1年の中間点を迎え、一発逆転を待ち続けることが資金効率として宜しくない、という判断です。決して銘柄としての評価ではありませんよ。損切りした途端に上げる、というのも投資の常ですから、井上はまもなく噴き上がるかも知れません。しまったぁ、と思うでしょうが、それも含めて納得しました。ファイナルアンサーです(笑)

アクティブトレードは先物にします。現在の手法だと毎日シグナルに従って注文するだけですから、妻にやってもらおうかと企んでます。本当はオプションも組み合わせて、戦略の世界に没頭したいのですが、本業が忙しく頭を捻っている時間が余りないのが現実です。仕事の現場は誰かに任せて、オーナーとしてリタイヤするという手もあるのですが、忙しくてもやっぱり仕事が好きなんですよね。本業あっての投資です。投資のほうは数年以内に毎日100枚位の取引が目標でしょうか。その為にはシステムの精度をあげていかないと。微調整ですがメンテをして、7月から3号として運用していきます。


タイトルとは違う話が長くなりましたが、本題に。

対中円借款の凍結を解除するとの新聞記事を読みました。ご存じだとは思いますが、円借款とはODAの一環として途上国への有償資金協力です。有償とは言っても長期且つ低利ですから、援助に近いと思っています。(中国への円借款は北京五輪が行われる2008年で終了することが両国で合意済み)
昨日、年間740億円程度(前年比-20%)で凍結解除するらしいのですが、中国外務省は、

「中日関係の積極的要素だった円借款が一部の人達によって敏感な問題に仕立て上げられたのは遺憾」

とおっしゃっています(笑)そもそも対中円借款は1972年の国交正常化にあたり、対日賠償請求を放棄したことの代替補償の側面が強いのです(79年に大平さんが訪中の際に供与を表明)。中国政府にしてみれば、暗黙の賠償、ということでしょう。まともに考えると、お金を借りている側が、感謝こそすれ、文句をつけることは出来ないはず。日本からすれば途上国への応援でも、中国からすれば補償金の回収に過ぎない。ここに根深い問題があります。

毎年軍備を増強し、経済発展を遂げている中国。その中国が途上国と言えるのでしょうか?大きな矛盾として、中国は他国に経済支援をしているのです(アジアでの影響力の拡大や国連での発言権強化が目的)。他国に支援ができるほどの強大な国に、毎年とんでもない金額(血税)が使われているのです。感謝もされず、文句を言われ、日本の為政者は何をしているのでしょうね。日本はアジア外交は「マネーカード」しか持ち合わせておらず、そのカードをきっても「歴史カード」できり返され‥とほほ。真の自立はいつになったら実現されるのでしょう。

中国の商魂たくましさは目を見張るものがありますが、それ以上に日本の為政者がだらしない。5,6年前の日中友好の式典に参加した野中さん(当時自民党幹事長)が、江沢民に「閣下から賜った、日中友好を重視するとのお言葉に、日本国民一同感激しております!」と発言したらしいです。自虐的にも程があります‥。一体日本国民のどれだけの人が「感激」したのでしょうね。

そんなこんなで対中円借款は「朝貢」なんですね。そんなものは主権国家として打ち切るべきであり、そのお金を「本当の」途上国へ向けるべきです。日本も標的となっている核ミサイルの開発費をなぜ日本が援助しているのか、おかしな話です。

ODAは積極的に行うべきであり、「宇宙船地球号」の同じ乗組員同士助け合うべきです。しかし、対中円借款は次元が違う話であり、マゾな為政者によって国民の血税が浪費されるべきでないと考えます。

何だか政治色の強い記事になってしまいましたが、「アジアのリーダー」という言葉が虚しく響く今日このごろ‥でした。

2006-06-06

拍手の意味

こんばんは、Xです。

村上氏の記者会見をGyaOで見ました。逮捕自体は妥当であるのでしょう。所謂国民感情にも沿ったものだと思います。チャレンジャーはリスクも大きく、同時にリターンも大きい。その両方を掴んだのがヒルズ族と言われる方達かも知れない。

記者会見終了時、まばらではあるが拍手がおきましたね。この拍手の意味をずっと考えています。
いずれにせよ、

羮に懲りて膾を吹く

ということがあってはこの国に未来はない。

2006-06-02

証取法違反の疑い


村上世彰氏、やってくれますねぇ。外資となって稼ぎまくるのは一向に構いませんが、日本経済の足を引っ張るのはやめて頂きたい。堀江貴文氏と同じ穴のムジナですか?

日経新聞によると、村上ファンドは2003年頃から同放送株の本格取得を開始。一方ライブドアは2004年夏頃から同放送株の取得開始。その後2005年2月4日、ライブドアは5%超を取得。更に2月8日、立会外取引で35%超の筆頭株主に。村上ファンドはこの立会外取引に応じ、保有株の一部を売却。さらに同放送株の高騰中に残りの保有株の大半を市場で売却。

だそうですが、問題なのは、この2月のフジとライブドアの株争奪戦の前後に村上ファンドが行った売買。ライブドアのニッポン放送株大量取得の内部情報を事前に入手していた可能性があるらしい。

私が無知なだけですが、それって本当に違法ですかね?思いっきり違法だよ、と言われそうですが、何となく腑に落ちず、単なるファンドいじめのような気もします。

勝手に空想ドラマ

村上「ニッポン放送とフジって変な関係だな。美味しそうだから買い集めるか。」

村上「いやあ、買いまくって筆頭株主だよ。さあ、どうやって料理するかな。」

堀江「エビでフジ、釣っちゃおうよ、強気強気。ラジオ局ガンガン買っといて、宮内。」

村上「ホリエモンがフジ狙ってる?じゃ拾えるだけ拾って、ライブに売りつけるか。決定打じゃなくて、ギリギリの筆頭株主にしとけば、フジも慌てて動き出すだろうし、大騒ぎだな。ホリエモン効果で、残りの株は市場でかなり高値でさばけるね。」

堀江「村上さん、表じゃなくて裏でそれちょうだい、高く買うからさぁ。これってマジWIN-WINだよねー。えっ?高くても大丈夫、フジがもっと高値で買ってくれるから。おれ天才じゃね?」

村上「筆頭株主にしてやるから、テレビ出まくって騒げよ、ホリエモン。残りの株使って、個人投資家から、かすめとるから。二度美味しいね。」

堀江「村上さんもプロだよねー。分かってますよー。マジWIN-WINだよねー。」


‥書いてて思いましたが、やっぱり逮捕ですね。違法かどうかは知りませんが、国民感情として(笑)でもそうはならないんでしょうね。ホリエモンはともかく村上氏は色んな意味で強いですから。地検特捜部vs村上、目が離せませんね。



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村上騒動のお陰様で、225先物は散々でした。売りも買いも振り切って、どちらもロスカットポイント到達(涙)スキャルなら大儲けでしたが、それは自己ルールに違反するので。私も2号も2連敗‥。こんな日もあります。

トレンド分析

おはようございます、Xです。

このブログには少なからずトレンドフォローを意識しているかたが多いでしょう。新井邦宏氏のファンもいるでしょう。今日はこのトレンド分析について私なりの解釈・手法を紹介します。

株であれ株価指数であれ、トレンドというものは存在します。多くのテクニカル指標もトレンドを何とか数値化できないかと先人達が生み出したものです。

トレンドに逆らわずに売買をしていくのが、一般的には良いと言われています。逆張りが投資スタイルの方も多いでしょうが(私もそうですが)大きなリターンを求めるためリスクも大きいと言わざるを得ません。

まだ株式投資を始めて間もないかたは特にトレンドフォロー(順張り)を強くお奨めします。前述の新井邦宏氏の著書をまずは読むと良いでしょう。


<下記は新井氏の提唱する手法ではなく私個人のトレンド分析です>

株価は何で動くのか、それは企業の業績だったり、政治だったり、戦争だったり、天災だったり、誰かの発言だったり。しかしそれらが直接株価を動かすわけではなく、動かすのはそれらを見聞きした人間の心です。そしてチャートには人間の心理状態がきちんと正確に記録されていきます。

私のトレンド分析は、その視点でチャートを眺めることにしています。そして最も重要なのが、「迷い」と「バイアス」です。

「迷い」とは、確信が持てないこと。株価が上下どちらへ向かっていくのか予想が困難な状態です。当然不安になります。ロングポジションだけど下げたらどうしよう、ショートだけど上げたらどうしよう。人間の心理として「持つことのリスク」が高まります。となれば一旦手放すわけで、個人の心理が群集心理となり下降トレンドを形成することになります。

「バイアス」とは、歪みや偏りのことです。人間の心理に歪みや偏りが生じ、合理的判断を導けない状態を「バイアスがかかる」等と言ったりします。急騰している株価を慌てて買い、高値掴みをしてしまうのは「多数派同調バイアス」です。塩漬け株をメチャメチャ塩からくしてしまうのは、自分の判断とは反対方向へ動いている現実こそが誤りで、自分は正しい、いつかそれが株価上昇として証明されると信じ込む「正常性バイアス」の為せる技です。私が得意なポジショントークもその一種(笑)

簡単なトレンド分析は、「迷い」や「バイアス」に囚われている、要は精神的に揺さぶられている時は、下降或いは膠着。そうでないときは上昇トレンドと言えそうです。プロが行う仕掛け的な売りや買いは、投資家心理を揺さぶり、それに乗じて利を得る手法と言えます。

ではそれらの状態をチャートから簡単に読み取る方法を紹介します。


1.「迷い」

ロウソク足の高値と安値の幅を見ましょう。ロウソク足だとヒゲがあったり色が付いているので、バーチャートのほうがわかりやすいかも知れません。この高安値幅が大きい日が続いている状態は、迷いが生じている状態です。更にわかりやすい方法はエクセルに日足の高安値幅を記録していき、ある数値以上のものには色を付けます。ここ1、2年では200円位を閾値にすると良いみたいです。去年の5月くらいからはミニバブルといわれた上げ相場でしたが、10月頃まで、高安値幅が200円を超えた日はほんの数日です。上昇トレンドにおいては、実は1日の値幅は小さく推移しているのです。それが11月12月には、非常に値幅の大きな日が密集するようになり現在に至っています。(5月は典型的な下降トレンドですが、高安値幅200円以上がほぼ毎日でした。)日々の値幅を色づけして、俯瞰することにより、分布(密集と閑散)が明らかになり、トレンドが発生している、或いは、発生していない、ということが分かるのです。

なぜ「迷い」があると値幅が大きくなるのでしょうか。人間は迷いがあると、右に行ったり左に行ったり、フラフラしますね。真っ直ぐ立って、体を左右に揺らしてみてください。揺れ始めはゆっくりでも、倒れそうになる直前に、一瞬スピードが付きませんか?勿論これは人間の重心のズレに依るものですが、株価の動きにも例えることができます。投資家の迷いは、上下の振れ幅を広げます。そして振れ幅が一定以上になると瞬間加速して一層幅を大きくします。これによって高安値幅が大きくなるのです。

加速の原因は株価の場合、「バイアス」です。


2.「バイアス」

実は「迷い」と「バイアス」は多くの場合、セットです。傾きの加速の原因は「正常性バイアス」「多数派同調バイアス」だと私は考えています。「迷い」相場の場合、ロング、ショートがドテンを含め流動的に分布、そして時に偏り、また流動します。例えばロングの場合、株価が一定以上下げれば買い下がってナンピンしたり、売り上がったり(正常性)。また株価がその日の高値或いは安値をつけることによって「みんなそうなんだ」と思いこみ同じ行動をとる(多数派同調)。
これらの現象は下降トレンドに多く見られます。

「迷い」は高安値幅の閾値越えの分布で容易に判別出来ました。では「迷い」に「バイアス」が追い打ちをかけている状態はどう確認するのか。それは、「出来高」で確認します。
例えば日経225先物の場合。去年のミニバブルと言われた上げ相場で、出来高10万枚を超えた日がどれだけあったでしょうか?順調に右肩上がりの時期には殆ど10万枚を超えていません。市場は活況だ、というイメージとは裏腹に数万枚で、かつ小幅に上げていくのです。そして去年の10月あたりから出来高が10万枚超えの日がぽつぽつ出てきます。それは徐々に頻度をあげてゆき、5月には11日連続10万枚超えを記録しています。

こうして「みんながそうだと思った頃」、ミニバブルとやらは終焉あるいは転換を迎えているのでしょう。多数派同調バイアスです。


高安値幅と出来高だけで、トレンド分析。いかがでしたか?

トレンド分析には様々な手法がありますが、今日紹介したものは、私の経験からなる勝手な推論とも言えます。全ての相場において当てはまるわけではありませんのでご了承ください。