X-BLOG

The most certain way to succeed is always to try just one more time. --Thomas Edison

2007-02-20

バブルへ行ってきました

こんばんは、Xです。

先日紹介した映画『バブルへGO!!』を観てきました。結論から言うと、すごく良かったです。期待以上、想像以上です。これは単なるコメディではない、と思った次第です。それを伝えたいのですが、どうしてもストーリーを書いてしまうので、それでもOKなかたはどうぞ。

大蔵省からの「転売を目的とした不動産融資を規制する通達」がバブル崩壊の爆弾である、との前提で広末涼子がタイムマシンで1990年へ行き、通達を阻止するという映画。

バブル時代の建物やディスコ、タクシーチケット、船上パーティ、VIPルーム、赤坂の料亭、オープンハート、ボディコン、ソバージュ、等等、懐かしいモノモノが沢山出てきます。しかしこれらは小物の使い方に脈絡がなく、映画全体を安っぽくしている感じ。

広末涼子の母親役(薬師丸ひろこ)が演じる日立製作所の研究者が偶然に発明したというタイムマシンも、かなり無理がある。タイムマシンには体型制限があり、なぜか母親と娘しか乗れないのもツライ。

過去にさかのぼって歴史を変えることは、その後の(現在の)自分の存在までも変えてしまい(サイクリックに作用する)、よくよく考えると矛盾だらけになるはずだが、この映画もその通り。

要は、テーマは面白いが、何だかイマイチなのである。

では何故「イイ!」のかと言うと、ラストである。ラスト10分間だけで十分価値のある映画だった。バブル崩壊は防げ、日本は発展を極めるのである。これがイイ!2007年の東京(日本)は素晴らしいのだ。もしかしたら日経平均は20万円台かもしれない(勝手に想像)。

バブルではない真の繁栄、そういうものがあるんだと私は感じました(拡大解釈かもしれないが)。だから、今の日本もこれからもっともっと良くなる、良くすることができるんだ、と思わず感動しました。

ネタバレと書いたが、そうでもない。そもそもこの映画はネタはどうでもいい。
この映画は、過去を懐かしむものではなく、未来に向かって希望をもつための映画である。
フジテレビと電通なので、今年中にはテレビ放映されるでしょう。お楽しみに。


3 Comments:

  • At 2/21/2007 02:37:00 AM, Anonymous Anonymous さんのコメント…

    テレビ放映、楽しみに待ってます(笑)



    ふと思ったのは、この話を1929年のアメリカに置き換えるともっとダイナミックになるのではなかろうか。

    ニューヨーク大暴落の引き金を「ホーリー・スムート法(保護貿易を強化するための法律。上院で審議中に大暴落が発生。後に施行されますが大恐慌をますます悪化させることに・・・)」と考えますと、面白くなります。

    まず、大恐慌を逃げ切ったジョセフ・P・ケネディ(ジョン・F・ケネディ大統領の父親)のその後の人生が変わってきますね。
    そうすると、ケネディ大統領は誕生しないかもしれません。

    世界各国がブロック経済に移行することもなく、ヒトラーは大総統になれなかったかもしれない。
    当然ルーズベルト大統領も、日本を挑発して戦争に引きずり込む必要性がなくなるわけで・・・

    第二次世界大戦は起こらず、世界の平和は保たれた???

     
  • At 2/21/2007 04:08:00 PM, Anonymous Anonymous さんのコメント…

    5476 高周波

    キタ━━━(゚∀゚).━━━!!!

     
  • At 2/22/2007 03:47:00 AM, Blogger xtakaphi さんのコメント…

    作さん>おめでとうございます!!高周波ビンゴでしたね、うん、素晴らしい(^-^)やっぱり日頃のスクリーニングは大切ですね、私は最近は全く出来ていませんが‥。

     

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