NECが曲がる充電池を

おはようございます、Xです。

実は結構すごいこと。さっき知りました（情報遅い）。

ＮＥＣ（東京都港区）は七日、〇・三ミリと薄く、紙のように曲げられる充電池を開発したと発表した。電極にプラスチックの一種である有機ラジカル材料を用いた。ＩＣカードや電子ペーパーディスプレーなどに内蔵できるほか、コンピューター付き衣服といった近未来商品への活用が期待できる。

曲がる充電池＝ウェアラブルＰＣ、というのもアリですが、薄さ0.3mmがすごい。すぐに実用化されますね。実は当方の営む会社ではRFIDカードを使ったソリューションを持っているのですが、弱点は「送受信機との距離」。suica/icoca/edyなど非接触型のICカードは既に一般的ですが、10cm程度まで近づける必要があります。胸ポケットに入れたまま、或いは首からぶらさげたままとは行きませんよね。ICカード自身に電源を持っていないためです。ボタン電池を入れれば解決しますが、厚みが出てカードとは言えなくなります。今回開発されたゲル状電池なら0.3mm、十分カードになるでしょう。電波法の問題もありますが、これで一気に色々な商品が開発されるのは間違いないです。あとは、ICチップの記憶容量が拡大すれば‥何でも出来そう。
NECのフォーラム「iEXPO2005」でも出展されているらしいです。明日まで。残念ながら当方はスケジュール調整きかず行けません。どなたか見に行ける方、感想聞かせてくださると嬉しいです。